Dense2's Blog Weekly

~『週刊電説』【Just Another KissBlog】

◎評価が難しいオランダでのアウェー「強化試合」…!?

※今月に入って初めてのエントリー…お盆から先月末までは”選挙戦“一色だったせいもあり、また、予想をはるかに超えた《民主党圧勝による政権交代》でもあったため、頭が切り替わるのに少々時間がかかりました。(笑)

◎先日、オランダのアウェーの地で、「強化試合」という名の親善試合が行なわれましたね…”アウェー”+”強化試合”≠”親善試合”である筈なのに、メディアの論調は分かれていると言うか、困惑の色が見て取れました。まァ、オランダ戦では醜態をまたもやさらし【ドイツW杯でのオーストラリア戦を思い出した人も少なくなかったことでしょう!?】、次のガーナ戦では何とか面目を保ったというところでしょうか!?ハッキリしたことは、前にも書いた通り、オランダなど格上の相手と戦う場合と、ガーナなど同格・格下の相手と戦う場合で、戦い方≒戦術を狡猾に変えていく必要がある…ということを再確認できたことくらいでしょうか!?

『セルジオ越後のちゃんとサッカーしなさい:4強どころか1次L突破難しい/親善試合』
~元々”辛口”のセルジオ越後氏がまたもや怒り心頭のご様子である。【この前は、W杯アジア最終予選でオーストラリアにまたもや負けた時】私も同感だ…オランダに負けたことがイケナイのではなく、その”負けっぷり”が気に入らないのである。どんなにフィジカルに優れた欧蹴人でも、あの日のジャパンのように最初からフルスロットルで走り回ったらいつかは”失速”するだろう!?ということは目に見えていた。事実、オランダは前半は体力を温存させさほど攻め込んでは来ていなかった。試合が動いたのは後半30分以降、つまり、ジャパン最大の弱点である”魔の時間帯“:75-90分までの最後の”15分間“で立て続けに失点した。完全に研究し尽くされていると言わねばなるまい。しかも、オランダはかつてのヒディング監督と同じく、後半早々からメンバーチェンジを頻繁に行なったのに対し、我らの岡チャンはさほど動かなかった。敢て言うならば、岡田監督がオランダに頼み込み、あの”オーストラリア戦“での采配と同じ戦術で戦ってもらい、《フルプレス戦術》では格上の相手と戦う際には通用しないことを確認したかっただけなのだろうか!?

『杉山茂樹のサッカー道場:オランダ戦のどこを見るべきか?~たかが、されどの親善試合~』
~これは、全く同感!!杉山茂樹氏もセルジオ越後氏に劣らず”辛口”な人だが、この人の場合、ジャパンに対する期待を通り越した先にある、ある種の”諦念“をベースにしている感じがして、却って微笑ましくさえもある。たかが「親善試合」されど「親善試合」なのであるし、W杯本番までまだ”9ヶ月”もあるのだしもう”9ヶ月”を切ってもいるのだ。上に書いた通り、オランダ戦が負けるべくして負けた想定内の試合なら問題はないのだろうが、、、。

『日本代表、2010年への旅:岡田ジャパンの課題明確に。テーマは「サボリ」と「リズム」?
~このオランダでのアウェー「強化試合」の格好の”総括“がコレだろう…さすがは《Number-WEB》である。
しかしながら、こんなことは誰にでも感じられることではないだろうか!?それは、続くガーナ戦で見事に証明された。オランダ戦で左足を負傷した”俊輔“が敢て潰れ役の司令塔の位置を引き受け、走り過ぎの嫌いのある”憲剛“を効果的に走らせた途端、前半のあの反撃の得点が生まれた。後半は、積極的にFWの”玉田”を投入したら、いきなりファインシュート【ドイツW杯でブラジル相手に得点した先取点のシーンに近い】で得点、俊輔を下げた際、MFに”本田“と”稲本“の二枚を投入、俊輔の代役を”遠藤“が見事引き受け、その後の”岡崎“の同点ヘッド弾や稲本の逆転ミドルシュートを呼び込んだ。【あの時間帯、ガーナのディフェンス陣がオランダ戦でのジャパンよろしく失速し集中力を欠いていたことも幸いした】
後半の”魔の時間帯“の6分間で3点取って逆転勝利した”反発力“は、確かに評価できる。しかしながら、オランダリーグで評価の高い”本田“が岡田ジャパンにはフィットしていないように見えることやかつて「アジアの壁」と言われたセンターバック:”中澤“に翳りが見えること【体力的にピークアウトし、限界が見え始めたのかもしれない】や絶対的な正GK不在など、心配の種が尽きないことも事実。【岡田監督は終了間際、守備固めのたろだろうか!?”阿部勇樹“を投入したが、途中交代の場面で彼で大丈夫なのか!?とハラハラした…彼は時々集中力を欠く癖があり、マークを外す嫌いがある】選手の特性にまでも目配りした、もっとキメの細かい”采配“が求められる。【岡田監督は、負けず嫌いな上に”頑固“な性格のようだ…敢て同じ轍を踏もうとする嫌いがある面も見受けられる】

『日本代表、2010年への旅:岡田ジャパンがガーナ戦で試した”世界バージョン”の攻撃型戦術。』
~ガーナ戦での”大逆転劇“があまりにも見事だったので、たちまちにしてメディアはこぞって岡田ジャパンをホメそやす。オランダ戦の前後では、さほどフィットしているように見えない本田バッシングの記事を書いていたことも忘れてだ。【どうも、日本のサッカー記者たちは”結果“ばかりを追い求める嫌いがあるような気がしてならない。恐らくは、”野球“担当出身の記者が多いことにもよるのだろうが、野球とサッカーのスポーツとしての違いを踏まえた報道をしない限り、真実は伝わらないだろう。野球は言ってみれば《ストップ&ゴー》のスポーツであり、サッカーは《ゴーイング》のスポーツであり、静止時間の長い野球に比べサッカーでは人もボールも殆ど止まっていることはないからだ。試合のプロセスや戦術のバックグラウンドに注目しないとサッカーを語ることはできない】
ところで、記事自体は何てことはなくて、《4-2-2-2》フォーメーションを岡田ジャパンの救世主となる”世界バージョン“の「攻撃型戦術」だと崇め奉っていたが、オイオイ大丈夫かよ!?と思わずにはいられない。前のジーコジャパンの時も同じようなことを言ってはいなかっただろうか!?同じ《4-2-2-2》フォーメーションとは言え、ジーコジャパン時のそれは、DF以外の選手が二人ずつ狭い間隔で縦隊する”香車的布陣“であり、ジーコの母国:ブラジルの定番スタイルだ。個人技に優るタレントが長槍の一突きよろしく中央突破で強引に攻めていく戦法である。【”魚鱗の陣“に近い】翻って、岡田ジャパンの《4-2-2-2》フォーメーションの場合、DFの上にコンパクトに”ダブル・ボランチ“を配し、さらにその上に2トップの”2シャドウ“的にMFをワイドに展開して配し、最後に2トップを若干タイトまたは縦列気味に配置するといった、戦術上の妙があることには触れられていない。【むしろ、関が原の戦いで東軍を迎え撃った西軍の”鶴翼の陣“に近く、どちらかと言えば防御的戦術である】最も重要な注目点は、DF以外の2人ペアの選手たちが縦にも横にもほぼ等間隔に配置され、選手間の余計なスペースを生じさせないコンパクトな布陣になっていることで、このスタイルを90分間継続して初めて、岡田ジャパンの標榜する《全員で守り全員で攻めるトータル・フットボール》が可能になるという、大変な代物なのである。【フィジカル・トレーニングでどんなに体力を向上させても、これを90分間持続させることは至難の技だ】今回特筆すべきは、後半のあの”魔の時間帯“で、敢てリスク覚悟の上で岡田監督が勇気ある采配で勝負を賭け、それに交代選手たちを中心に見事応えたことに尽きると思う。【今や”オールドボーイ“となった感のある稲本のカムバックは大きな収穫だ…エリアの外からでもミドルシュートで決められる得点能力は、結果論だが貴重な武器になることだけは間違いない】まァ、「結果良ければ全て佳し」の論調になるのも無理はない。

※山本 昌邦:『日本サッカー遺産 - ワールドカップ出場舞台裏の歴史と戦略』〔ベスト新書#235;2009-07-25〕

~もうワールドカップ出場は決まったんだからイイじゃないか!?と言うなかれ!”山本昌邦“氏はNHKのスポーツコーナーのサッカー解説者を務めることでも分る通り、温厚な性格の理論家である。”黄金世代“と呼ばれ”マイアミの奇跡“を起こした中田ヒデ・俊輔・小野・稲本ら《4人衆》を育て上げたことでも有名だが、トルシエジャパン時代、コンディショニング・コーチを担当して大きな”成果“を上げた人物でもある。【ホームの地の利があるとは言え、W杯で初めてリーグ戦を突破したことを忘れてはならない】いろいろ派閥等があるのだろうが、山本氏に岡田ジャパンでもコンディショニング担当を務めて欲しかった…と思っているのは私だけだろうか!?

山本昌邦:『日本サッカー遺産 - ワールドカップ出場舞台裏の歴史と戦略』〔ベスト新書#236;2009-07-25〕画像

2009年 9月 11日 Posted by | Soccer | , , , , , , , , , , | コメントを残す

2010年南アフリカW杯一年前時点での岡田ジャパン:「ベスト布陣」って…!?

※次の最終戦:オーストラリア戦【6/17】まで間があるので、これで、”サッカーネタ“はしばらく打ち止めとなります。【最終戦は”アウェー“ですし、何よりも、”俊輔“に”大久保“に”遠藤“などの主力がケガで遠征に帯同しませんし、”長谷部“は出場停止中なのに加えて、”玉田“もパッとしませんから、主力の半分が欠ける…というチーム状態です。恐らく、オーストラリアは”消化試合“のつもりでしょうから、結果的に、”引き分け“に終わるのでは!?と予想されますね】

☆キリンカップの”チリ戦“⇒”ベルギー戦“、そして、先日の”ウズベキスタン戦“⇒”カタール戦“…と、二週間でAマッチ四戦を闘って、何となくですが、現時点〔2009年6月現在〕での岡田ジャパンの”ベスト布陣“が見えてきました。それが、”4-2-3-1“なのか!?”4-2-1-3“なのか!?という議論はさて置き、現時点では、この布陣で闘うしかなさそうです。

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注意 》 続きを読む 》 の青色リンクを押すと”パスワード“の入力を求められますが、それは、今回は”okadajapan“【岡田ジャパン】と入力して下さいね

2009年 6月 12日 Posted by | Soccer | , , , , , , , | 1件のコメント

保護中: 2010年南アフリカW杯一年前時点での岡田ジャパン:「ベスト布陣」って…!?

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2009年 6月 12日 Posted by | Soccer | , , , , , , , | コメントを読むにはパスワードを入力してください。

『4-2-3-1 - サッカーを戦術から理解する』

※これは、明日の”ウズベキスタン戦“で”岡田ジャパン“が何とか勝って、”世界最速“で”2010年南アフリカW杯“出場を決めてもらいたい!との願いも込めた「応援ブログ」でもあります。先日のベルギー戦…相手は若手主体でまるでやる気がなく参考にならないのかもしれませんが、あの日のジャパンは、そんなことにお構いなく”好き放題”に自分たちのサッカーをやっていました。「4-2-1-3」という”変則フォーメーション“も試せたし、何よりも、(3トップ気味の)”トップ下“のポジションで中村憲剛が機能することが分ったのは大きな収穫でしたね♪

・杉山 茂樹:『4‐2‐3‐1 - サッカーを戦術から理解する 』〔光文社新書;2008-03-20〕

~この本は、去年ちょうど岡田ジャパンがアウェーの地でバーレーンに0-1で”完封負け“を喫した直後のタイムリーな出版だったので買い求めたものです。この二年前は、ドイツW杯での”惨敗ショック“でサッカーバブルは弾けたと揶揄され、その翌年末には次の代表監督だったオシム氏が脳梗塞で倒れ、ドタバタの中、再び代表監督に返り咲いた岡ちゃんこと”岡田監督“の下で再出発した矢先の敗戦でしたから、少なからず衝撃がありました。しかし、この本を読んで、さらに衝撃を受けました。それまで、サッカーなんて、どちらかと言えばなかなか点の入らない退屈なスポーツだと思っていて、この本に書いてあるような複雑な”フォーメーション“がちゃんと存在することすら、新鮮な驚きでした。

『4-2-3-1 - サッカーを戦術から理解する』画像

※せっかくですから、”岡田ジャパン“において、「4-2-3-1」フォーメーションが完成したと思われる、2008年11月19日の試合【カタール戦】より解説してみます。

~バーレーン戦での敗北で、協会も代表メンバーも監督もサポーターたちも、全てを悟ったのではないだろうか!?【あのバーレーン戦では、選手の動きがどことなくギコチなく、”ムービング・フットボール“、すなわち、パスを出したら動く⇒動きながらパスを受ける…という、「忍者」の如き目くらましの”パス・サッカー“という意識が徹底できていなかった。加えて、あの試合では、”オシム・チルドレン”と”岡田チルドレン”の混成チームという性格のため、水と油とは言わないまでも、混じり合っていたとはいえないチームだった】

・先ずは、一般的な「4-2-3-1」フォーメーションの解説から -
~図は、WikiPediaより拝借…

一般的な「4-2-3-1」フォーメーション図

~特徴的なのは、二列目の攻撃的3MFのうち、右MFと左MFが2シャドウ気味に張り出すことと、司令塔の中央MFと三列目のダブルボランチが、「逆V字型」を形成することだ。そして、三列目の守備的MF2人が通常より開き気味に距離を取る。【これは、サイドチェンジをしやすくすることと、相手のサイドアタックを早期にケアする意味もある】

・続いて、実戦の2008年11月19日カタール戦での「変則4-2-3-1」フォーメーションについて、私なりの解説を加えてみます。【フォーメーション図は、多少誇張して描いてあります】

2008年11月19日:カタール戦での岡田ジャパンの変則「4-2-3-1」フォーメーション図

~上のフォーメーション図で明らかなように、岡田ジャパンのカタール戦の布陣は、FWとMF陣/MF陣とDF陣のそれぞれのスペースがコンパクトに保たれ、守備に回った際に”2対1”や”3対1″などの「数的優位」が作り出しやすい陣形になっている。そして、トップの2シャドウに大久保と田中達のアジリティ俊敏】プレーヤーを配し、最前線からも走って追い回す”プレッシング・フットボール“をやるゾ!という意欲に満ち溢れたフォーメーションであり、これが見事にハマった。

☆そして、”5/31“の”ベルギー戦“での「(変則)4-2-1-3」フォーメーションについて -
~去年のカタール戦との違いと言えば…

・1トップというより”3トップ“気味の攻撃的布陣
~1トップは怪我が癒えていない玉田に代わり、今や岡田ジャパンの(FWの)救世主とも言うべき”岡崎“!!【出現の仕方が4年前の対北朝鮮無観客試合での”大黒“とダブって見える。今回も見事に”ゴール“を決めた…何と!”7試合連続得点“継続中】

・今回は、”シャドウ“気味に”2トップ“も添えた
~”2シャドウの左は前回と同じ大久保で、右は何と!本来はMFの”俊輔“!!【より、クロスを上げやすくなるだけでなく、積極的に”ミドルシュート“も打てるポジションである】

・前回と最も変わったのが、この”ニ列目
~いわゆる”トップ下“と呼ばれる「司令塔」のポジションに”中村憲剛“を大抜擢!!【彼は、期待に応えて、見事”1ゴール/1アシスト“の大活躍を見せた】

・三列目は、いわゆる”ダブル・ボランチ“のポジション
~これは、前回とさほど変わらず、左が”遠藤“、右が”長谷部“という、今一番乗っていて信頼できる選手を配置

・最後の四列目は磐石にして”定番”とも言うべき”ディフェンス陣
~今回は、左の”センターバック“に、前回の寺田に替わり、怪我の癒えた”中澤“が復帰。”闘莉王“と鉄壁の”最終ライン“の再結成である。【肝心の闘莉王は病み上がりのせいか!?精彩を欠き、トラップミスなどヒヤリとさせられる場面もあった。しかしながら、ベルギー選手の上がりが遅かったことと(最)前線からのプレスが利いていたことで、この日の唯一の”弱点“は露呈せずに済んだ】

★この日は”ローカルルール“下での試合でもあったので、選手交代枠は”6人“にまで増やされていました。岡田監督は、後半から、FWを中心として、あらゆる”組合せ“を試すことができ、ある意味で、「噛ませ犬との試合」だった感は否めません。それでも、FWの”得点力不足“という課題は克服されつつあるし、あと一勝で”W杯出場決定“というタイミングとしては、上々の出来だったのではないでしょうか!?

= 明日【6/6】の”ウズベキスタン戦“予想 =

・前半は、ホームのウズベキスタンに押し込まれる場面も多いが、20分過ぎから徐々に日本のボール支配率が上がり始め、30分前後に(あのドイツW杯の初戦:オーストラリア戦のように)”俊輔“の上げたクロスがキッカケとなり、ゴール前の混戦から半ば”オウンゴール“のような形で日本が先取点!を取る

・後半は、やや運動量の落ちてきたウズベキスタンを巧妙にコントロールしながら、徐々に日本がペースを握り始める。そして、ラスト15分というところで、”パワープレイ“に出てきた相手の裏を取り、見事に”カウンター・アタック“が決まり、トドメを刺す

…ということで、”2-0“で日本が”完封“して勝つと私は見ています。【チョット、楽観的すぎるかナ!?】

[参考]もっといろいろと知りたい人のために -

「サッカーのフォーメーション表」【PDF版】 ← 私が独断と偏見で作りました!!
~サッカーにフォーメーションもクソもあるか!?と思っていた自分にとって、ただドタバタと走り回っているのではない…ということを分らせてくれる本でした。個人的には、ドイツW杯でのジーコの固執した「4-2-2-2(4-4-2)」フォーメーションが何故機能せず(通用せず)、結果的に、最後は、当時Jリーグで主流だった”3バック“の「3-4-1-2(3-5-2)」フォーメーションと併用せざるを得なくなったのか!?ということに主眼を置いて作りました

「loopshoot.com」【ループシュート・ドットコム】 ← シミュレーションができますよ!!
~IT-WEB業界にいる30代くらいまでの若手には、意外にも!?”フットサル“のファンが多いんです。このブログのオーナーもそうみたいで、主に”ヨーロッパ・サッカー“【欧蹴】中心に、日夜”分析“を試みておられるようです…とにかく、秀逸!!

2009年 6月 5日 Posted by | Soccer | , , , , | 1件のコメント