Dense2's Blog Weekly

~『週刊電説』【Just Another KissBlog】

2009.6.6:ウズベキスタン戦”勝利”で見えてきたもの…!?【☆祝☆:岡田ジャパン、”世界最速”2010年南アフリカW杯予選突破記念!!】

今日は休日です…なので、またまた”興奮”(!?)冷めやらぬ”岡田ジャパン“ネタをお届けします!!
~実際、あの”耐え忍んで“掴んだ”2010年南アフリカW杯“出場切符ですが、何だかあまり実感は湧きませんね。と言うより、アレから三日ほど経って後、ジワーッと嬉しさがこみ上げてきたような…そんな感じ。

※元々、今回はW杯への出場は”当然“だとばかり思っていましたし、それより、本大会向けの”代表チーム作り“のほうはどうするんだよ!?という心配のほうへ気持ちが先走っていました。でも、正直、素直に嬉しいですね。なぜなら、今回の予選は、自分も”戦術“【フォーメーション】とかへの理解が深まっていましたから、尚更です。自分も一緒になって戦ったような”一体感“がありました。

※さて、昨日、『Number Vol.730』【2009-06-09号】が発売になっていましたので、早速買い求めてしまいました。今回は、少し紙面が刷新され、”フォーメーション図“もバッチリ載っていますし、とにかく”応援コラム“が秀逸です!!【都議選の応援演説で、どこかの首相が”カザフスタン“戦なんて言い間違えていたのとは大違いです】

『Number Vol.730』【WEB版:2009-06-09】画像
~今回は、また新たに「タシケントの魂」なる言葉が生まれそうです。実際、飛び抜けた”スター“も、もちろん、”王様“も不在の、ある意味”地味“なチームなのかもしれません。けれども、あの”ウズベキスタン戦“については、もう本当にクタクタのよれよれになりながらも、全員がよく走っていましたし、体を張ってゴールを死守していました。そして、”勝利“という結果がちゃんと着いて来たことだけは、これまでの代表チームとの決定的な違いだと感じました。
まァ、多少「勝てば官軍」的な見方かもしれませんが、”W杯予選”というのは「結果が全て」【All or Nothing】という、極度のプレッシャーに晒される局面ですから、それを、とにかく無事切り抜けたことは賞賛に値すると思うのです。

※その上で、本大会までの残された約”一年“という時間の制約の中で、岡田ジャパンがさらなる高みを目指してやらねばならないことや課題を整理したコラムを紹介します!!

= 日本代表、2010年への旅 =

「ボロボロになっても闘った、岡田ジャパン”タシケントの魂”。」
~思えば、前半9分台での岡崎のあの”ダイビング・ヘッド“での先取点が、その後の試合展開を予感させたものかもしれない。あまりにも早く先取点を取られてしまったため、ウズベキスタンも早々に”ターボ・チャージャー“をオンにせざるを得なくなった。以後は、とにかく前掛かりに攻めてきて、ジャパンは防戦一方となる。しかし、長谷部がレッドカードによる”一発退場“を食らったことでも分るように、ひょっとしたら、ジャパンのチーム全員がこれまでの代表チームには見られなかった”鬼気迫る“形相と言うか!?”不穏なオーラ“を放っていたのかもしれない。最後には、岡田監督の生涯初めての”退席処分“というオチまでついて、ジャパンは”羊の群れサッカー“から脱皮できたのかもしれない…そう、思いたい。

= 日本代表 - 岡田ジャパン、試合レビュー:南アフリカへの道 =

「岡田武史がついに完成させた、”王様無しの全員で闘うチーム”。」
~決定的な”ストライカー“はついに現れなかった。しかしながら、今回またしても、”シンデレラ・ボーイ“は現れた。しかも、大幅な”若返り“というオマケまで付いて…FWの岡崎も若いが、DFの内田長友はまだ20歳という若さだし、さらに、18歳の山田を直前のキリン杯:チリ戦で”A代表デビュー“させることができた。岡田監督の余裕と共に、ジャパンが急速に”選手層の厚さ“を増してきたようにも思え、頼もしく映った。今回、岡田監督の”偉業“と言えば、3年前のドイツW杯での”惨敗“で選手層に”断層“が生じかけていたところを、必死の思いで”修復“し、さらには、次代を担うタレントを”発掘“したことに尽きると思う。また、既存のベテラン選手でも”オプション“を試し、”新天地“を提供できたことも幸運だったと言える。【MF:長谷部のボランチ起用や俊輔/本田という二枚の攻撃的MFを確保できたこと、それに、MF:中村憲剛を”トップ下“という新たなポジションで試せたことは、大きな収穫だったと思います】

※何だか、”岡田ジャパン“が、(まだ記憶に新しい)二ヶ月ほど前に”世界一“となったWBCでの”原ジャパン“の歩みに似てきたような印象さえ受けました。これは、ひょっとすると”大化け“するんじゃないか!?と期待を抱かせてくれる、久しぶりのワクワク感が戻ってきました。

岡田ジャパン、オメデトウございます! そして…アリガトウ!!

2009年 6月 10日 - Posted by | Soccer | , , , ,

1件のコメント »

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