Dense2's Blog Weekly

~『週刊電説』【Just Another KissBlog】

♪Pastime Music⑤:TiM_FUNK’s Funky Original⑤

♪Stripper’s Ennui〔live〕 performed by TiM_FUNK at Tachikawa A A Company, Tokyo, 2002
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※コレは、”奇跡”のFunk Band:TiM_FUNKの最初にして最後のライブの収録曲。ライブハウスのカウンターにMD録音機を置かせてもらい録った。SONY製のステレオマイクは高性能で客席の息遣いや話し声まで忠実に拾ってくれている。この曲も、普段のスタジオでのセッションから自然発生的に生まれたものだが、個人的には、ジュリーのストリッパーを頭にイメージしながら叩いた。【ジュリーこと沢田研二のバックバンドだった”EXOTICS”が好きだった…PONTAも一枚噛んでた時期があった】あの時代の”やるせない”空気を表現した曲には仕上がったと思う。ただ、ギターはブルース系、ベースはパンク系、ドラムはファンク系…という”あり得ない”組合せのトリオバンドでも、こんな演奏ができるんだということのほうが新鮮なオドロキだった。【この直後、ベースの転勤で”自然解散”となった】

2009年 4月 30日 Posted by | Music | , , , , | コメントを残す

♪Pastime Music④:TiM_FUNK’s Funky Original④

♪Funky Cyueen!〔Take2〕 performed by TiM_FUNK at Kasai Studio GIQUE, Tokyo, 2001
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※前日の《クリスマス直前ねるとんパーティー》での演奏から一回り以上経ち21世紀に入った2001年、私は不意にまた”バンド”を組みたくなった。ただ、世紀末から音楽雑誌などでメンバーを募ったりしていたがあまりに効率が悪いため、初めて、”ネット”での募集を試みたら、これがイキナリ当たった訳である。この曲は、その新メンバーでのFunk Bandで最初の音合わせでスタジオへ入った際、たまたまMDに収録できたものだった。〔チューニングが終わり、何となくカウントだけで始めたら、延々と十分近くも演り続けてしまった…名曲というものは、こういう時に生まれるものなのだということを実感した。因みに、コレは”Take2″であるが、ついに実際の”ライブ”で演奏することはなかた…だから、幻の”名曲”だと今でも個人的にはそう思っている〕

2009年 4月 29日 Posted by | Music | , , , , | コメントを残す

♪Pastime Music③:Club Ethpanora with NABESADA③

♪One More Time〔by NABESADA〕 performed by Club Ethpanora at Nakanoshima Koukaidou, Osaka, 1989
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※三たび登場、前日の《クリスマス直前ねるとんパーティー》でのラスト曲。当時、資生堂の提供で”BRAVAS Club”という音楽番組があったことをご存知だろうか!?当時のバブル期、日本の色は燦々と降り注ぐ”オレンジ色”の太陽のイメージがあった。それはそのまま、南太平洋やトロピカーナなどの海洋リゾートを連想させた。資生堂の男性化粧品のCMで、俳優の草刈正雄と共に起用されたのがサックス奏者のナベサダこと渡辺貞夫氏だった。それが、バンドブームやサックスブームに火を付け、【当時、日本は第一次バンドブームであり、私も、ご他聞に漏れずサックスを購入したりもした】今回の《パーティ》での選曲と相成った。【真冬なのに真夏を連想させる曲調なのが笑える】バンドにはサックス奏者はいなかったので、私が持っていたRolandのリニアシンセサイザー:D-50をジャズピアニストの女性に貸し出し、”サックス”っぽく聞こえるよう私が音をチューニングし弾いてもらった…

2009年 4月 28日 Posted by | Music | , , , , | コメントを残す

♪Pastime Music②:Club Ethpanora with ANRI②

♪杏里② performed by Club Ethpanora at Nakanoshima Koukaidou, Osaka, 1989
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※前日に続いて、1989年末の《クリスマス直前ねるとんパーティー》での演奏…今度はうって変わってバラードである。私はこの時、三つのバンドを掛け持ちしたが、【東京の昔のバンド仲間も手弁当で駆けつけてくれた】コレは、大阪へ転勤して初めて組んだバンドだった。ツインキーボードにツインギターという贅沢な編成で、当時のメンバーには感謝しています。皮肉にも、ツインギターの一人、リズムギターの女性は、こり後ご主人の仕事の関係でカナダへ転勤したし、ボーカルの女性はほどなく結婚し身を引いた。【エレピを弾いているのは別れた奥さんである…】

2009年 4月 27日 Posted by | Music | , , , , | コメントを残す

♪Pastime Music①:Club Ethpanora with ANRI①

♪杏里① performed by Club Ethpanora at Nakanoshima Koukaidou, Osaka, 1989
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※時は”バブル”真っ盛りの1989年…昭和天皇崩御を受けてこの年から「平成」と改元したが、当時の大阪はだいたい三年遅れくらいで東京の流行が伝わってきていた。ちょうどその頃、《ねるとんパーティ》という”合コン”の走りのようなイベントが盛んで、私たちのバンドはたまたま知り合いからそのイベントの「BGMをやってくれないか?」と頼まれ、二つ返事で引き受けたのだった。会場となった中ノ島公会堂にはお年頃の男女300人近くが来ていたと思う…私たちも若さゆえできた演奏だった。
コレは、そのオープニングの時の曲だが、チョッピリ固い…バンドもお客さんも初めての経験にまだ戸惑っているような空気が伝わってきて笑える。〔因みに、これはカセットデッキで録音したものである〕

2009年 4月 26日 Posted by | Music | , , , , | コメントを残す

♪番外編♪:『自暴自伝』

あまりカタイ本ばかりだとメゲる。

なので、私は時々、もう一つの”趣味”である音楽関係の本も読んでいるのだ。 v(^o^)v

これでも、数年前までセッションバンドでドラムを叩いてました…そう、太鼓屋!
自分が青春時代を過ごした70~80年代は、音楽の《黄金期》でそれはそれは豊穣だった。
テクノあり、J-POPあり、ディスコあり、ブラコンあり、そして、空前の”フュージョン・ブーム”(!?)もあった。
初期の頃はCDもなかったけど、それでもサウンドコンテンツに満ち溢れていた、あの時代…。

好きなドラマーは、時代背景を反映して、スティーブ・ガッドと(日本でのスタジオ・ミュージシャンの第一人者にしてガッドの日本での影武者でもある)村上”ポンタ”秀一。
その次のグループとして、ハービー・メイソンやデイブ・ウェックルや林立夫に青山純に則竹裕之とか真矢とか…どちらかと言えば、インスピレーションに任せて叩く”変拍子系”が好きかも!?

この本は、いろいろなことに疲れた時、自分の昔のライブとかの演奏を聴きながら、時々ニヤニヤしながら読むのである。【「オッ、俺もなかなかイケてたじゃん!」とか「アッ、ここ音外してんじゃん!」とか「ありゃりゃ、コイツはちょっとばかし”走ってる”よね~」とかつぶやきながら…】

とにかく、”抱腹絶倒”のオンパレードで、ホラ吹いてるのか!?と思えるような話ばかり。
だけど、誰でもが知っている有名な歌手やミュージシャンや楽曲が次から次へと繰り出されるものだから、時代背景を思い出しながら読むと、頭の中で即席の”映画”が出来上がっちゃうほど…それも、読む度に変わっちゃうんだけど。

この時代の”伝説”のドラマーだけあって、PONTAさんもクスリに手を出し、医療刑務所の世話にもなっている。だけど、語り口の中に微塵も”暗さ”がないのが救い…やはり、”伝説”のDENSETSUだ。

・村上”ポンタ”秀一:『自暴自伝』〔文春文庫+PLUS;2006〕

・村上”ポンタ”秀一:『自暴自伝 - ポンタの一九七二→二〇〇三』〔文藝春秋;2003〕

~因みに、私は単行本を一冊、文庫本は二冊【一冊は通勤の携行用】の計三冊を持ってます…

『自暴自伝〔文庫本〕』画像

『自暴自伝〔単行本〕』画像

♪Special BGM①〔PONTA’s Best Take〕:Left-Handed Woman performed by 憲ポンBAND at Kobe, 1989
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♪Special BGM②〔PONTA’s Second Take〕:Left-Handed Woman performed by 憲ポンBAND at Tokyo, 1997
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♪オマケ〔Eric Clapton Band〕:She’s Gone performed by Eric Clapton Band from “Live on Tour 2001”, USA, 2001
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~この曲は、交通事故で亡くなったクラプトンの愛娘に捧げた曲。曲調もさることながら、バンドでは常にツアーへ帯同するリズムセクションのネーザン・イースト(B)とスティーブ・ガッド(D)がしっかりとサポートしている。中でも、日本での彼の”影武者”と呼ばれたPONTAでさえ驚く、ガッド独特の”オルタネート奏法”によるドラムは圧巻!【私自身、何度も耳コピーを試みたものの、なかなかイメージが湧かなくて困った…白人ドラマーにしては珍しく両手両足を”バラバラ”に動かせるドラマーだった】

2009年 4月 25日 Posted by | Music | , , , , | コメントを残す

※番外編※:『敗者のゲーム - なぜ資産運用に勝てないのか』

私は以前、ちょっとした偶然からまとまったお金を手にしたことがあった。それで、生まれて初めて、何か”投資”めいたことをやろうと考えた。だが、考えているうちに、アレヨあれよと言う間に経済環境が悪くなり、結局、何にも投資できずに終わった。その世紀末、何気にこの本を手に取って、「ああ、やはり、”投資”なんてしないで正解だった…」なんて負け惜しみをつぶやきながら読んだ。

・チャールズ・エリス(鹿毛雄二訳):『敗者のゲーム〔新版〕 - なぜ資産運用に勝てないのか』〔日本経済新聞社;200x!?〕

~この本の出版後、間もなく”ITバブル”は弾けたが、その頃、持ち前の「金融工学」と「ITスキル」を駆使して”デイ・トレーダー”としてプロの世界に乗り込んでいった人たち【個人投資家】はその後どうなったのだろうか!?

『敗者のゲーム(新版)』画像

♪fitted BGM〔Philippe Saisse〕:Land of the Flying Funk performed by Philippe Saisse from “Next Voyage”, 1997
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※このアルバムが出た当時、この曲の持つ、Hip-Hop的な最先端の雰囲気を取り入れつつも、えもいわれぬ”アンニュイ”さに参ってしまった。時代の”空気”をピンポイントに捉えていたと思う…

2009年 4月 24日 Posted by | Economy, FP, LP, Money | , , , , | コメントを残す

ネタ本⑳:『シリコンバレーを抜け駆けろ!』

これは、出版は1999年だが時代設定は”1995年”となっている風刺小説である。1995年と言えば、”Windows95発売フィーバー”に明け暮れた年であり、【発売直後の年明け早々にあの”阪神・淡路大震災”が起きたことを鮮明に憶えている】ビル・ゲイツ率いるMS:Microsoft社が米司法省から《独占禁止法違反》に問われている時期でもあった。作者は、後のLinuxなどのOSベンチャーだけでなく、廉価な”500$パソコン”のベンチャー企業を想定して書いたのだと思われる…

・ポー・ブロンソン(真崎義博訳):『シリコンバレーを抜け駆けろ! 』〔角川文庫#11153;1999〕

~著者の”願望”は、ちょうど十年後、日本では”ネットブック”【5万円前後のモバイルノートPC】の発売で実現したと言える…

『シリコンバレーを抜け駆けろ!』

♪fitted BGM〔Eric Clapton Band〕:Change the World performed by Eric Clapton Band from “Live on Tour 2001”, USA, 2001
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※「世界を変えろ!」という”チェンジ”の大合唱が去年から声高に叫ばれるようになったのも、何か因縁めいている気が…

2009年 4月 23日 Posted by | Business, Economy, IT-WEB, Money | , , , , | コメントを残す

ネタ本⑲:『イーグルシューター』

これは、コンピューター【とインターネット】を使った大胆な”サイバーテロ”のシミュレーション小説。筆者は元日経新聞の記者であり、海外勤務経験も豊富なので、スケールの大きな日本人離れした小説に仕上がっている…

・水木 楊:『イーグル・シューター』〔NHK出版;2002〕

~”911″後の出版であるが、内容は、《ITバブル潰しの犯人探し》みたいだった…

『イーグル・シューター』画像

♪fitted BGM〔David Benoit〕:One Dream at A Time performed by David Benoit from “American Landscape”, 2002
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※このアルバムが出たのは”911″の後であり、”ITバブル崩壊”の後でもあった。アメリカは間違いなく疲弊していた。この曲名のように、「うたかたの一夢」と割り切りていれば、後の更なる”トラジェディ”を引き起こすこともなかっただろうに…と思っても、《後の祭り》か!?

2009年 4月 22日 Posted by | Economy, IT-WEB, Money | , , , , | コメントを残す

ネタ本⑱:『円の支配者 - 誰が日本経済を崩壊させたのか』

これは、世紀末の”金融危機”にあえぐ日本で、ひそかに《犯人探し》が始まっていて、どうやら日銀が強引にバブルを”終息”させたらしい…という世評の中、ドイツ人にして元日銀の調査マンだった氏が、一種の暴露本っぽく出版されたもの。【その頃、”金融マフィア”がどうやら当局を指していることすら私は知らなかった】

・リチャード・A・ヴェルナー(吉田利子訳):『円の支配者 - 誰が日本経済を崩壊させたのか』〔草思社;1999〕

~お上【当局】を疑う…ということを”現実的”に教えてくれた警鐘本。昔なら「発禁本」ものだったろうが、著者がドイツ人だったこともあり、何事もなく出版されたのだろうか!?

『円の支配者』画像

♪fitted BGM〔Ann Burton〕:Sanny performed by Ann Burton from “(Original Album)”, 197x
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※この時代の”やるせない”雰囲気をよく表していると思う。原曲はこの20数年以上前に出ているが、アン・バートンの声質も見事にフィットしている…

2009年 4月 21日 Posted by | Economy, Money | , , , , | コメントを残す